【先生たちの発見!】が更新されていましたね。
年中さんでグループを作ったり、
お当番の活動を決めたりしていましたね。
一般的には、保育としてグループ作りが計画され、
ある日、先生が「今日はグループを作りまーす」
という感じで始まっていきます。
ルールに関しても、
子どもがルールを知っていようと知っていなかろうと
「これは決まりだから守りましょう!」というような感じで、
ルールに従うように、はめ込まれていきます。
客観的によ~く考えてみてください。
活動のネタとしてのグループ決めでしかありません。
決められたことだけをやっているだけでは
子どもは、受け身ですので自ら何かをやってみようとする
自主性は育ちません。
自主性が育つような保育がされていないのに
少し大きくなった時には
「もう自分でやりなさい」と言われてしまいます。
矛盾していますよね?
強制的にルールに従わせ、
大人にとって一時的に都合のいい子どもを
作り上げているだけにしかすぎません。
大人の圧力で抑え込まれている子は、
後にその圧力に反発するようになります。
そこで、大人は更に強い圧力をかけようとします。
教育の過程としておかしくないですか?
ですので・・・・矛盾を正していくと
うちの園の保育になるのです。
今回の年中さんのパターンは
その日のお当番を
やりたい子の中から子どもが選んでいきながら
グループの必要性につなげていくという
パターンでしたが・・・・
基本は、
たとえば、先生がお掃除をしていると・・・・?
それを見たある子が、お手伝いをしたくなります。
もしくは、まねをしたくなります。
(子どもの心理から必ず、そうなります。)
お手伝いをしてくれた子のことを
みんなに知らせ、みんなで「えらいね~」と認めます。
次の日になると、別の子も「やりたーい」と言って
お手伝いをしてくれるようになります。
これを繰り返しながら何日かすると・・・・。
お手伝いをしたい子が多くなりすぎ
“やりたくてもできない”という状態になります。
「じゃぁ、どうする?」と子どもと相談すると
「順番こでやる!」と必ず提案があります。
そこで、順番を示すお当番表が作られます。
当然はじめは、お当番の種類が
あまりないので、空欄があります。
空欄のときは、お休みです。
この様にすると、“やらされるお当番活動”ではなく、
やりたくて、やりたくて「早く順番が回ってこないかな♪」
と心待ちするようになります。
この段階でも、“お当番さんありがとう”
という感謝を表し認めることは続けます。
さらに、“やりたい”子が増えていきますので、
誰と一緒にやりたいかによって
自然とグループができていきます。
また、他にも自然とお手伝いが出てきますので、
同様にお当番の種類も増えていきます。
実際には説明のように、きれいに段階的に進むのではなくて、
重なって進んでいくことになりますが・・・・。
ただ、グループを作っただけの保育と
この様にしてグループが出来上がっていくのとでは
比べて考えたら質の違いは一目瞭然ですよね。
これを基本とし、子どもの心理に沿った
いくつかのパターンができてきています。
ルールに関しては、強制的にルールを守らせるのではなくて、
子どもたちのが必要を感じ、自分たちでルールを作ったり、
変えたりしながらの経験によって規範意識が育ちます。
これまでも書いてきていますので、
また、機会がありましたらその都度、書いていこうと思います。
P.S ただし!どの段階においても大人と同じレベルを
求めているわけではありませんし、求めてはいけません。
成長の過程にいることを踏まえて、未熟でも不十分でも
温かくその過程を見守ってあげることが重要です。