2011年7月27日水曜日

『見守る保育』(ちびっこランド)

ちびっこランド(幼稚園附設認可外保育所)
での水遊びの様子です。

暑いですからね。
この時期は、ほぼ毎日が水遊びです。
子どもって水遊びが大好きですよね。
子どもを引き付ける魔力みたいなものが
水にはあるのでしょうか。

何かに取り憑かれた様に遊んでいます。

こんなに子どもが大好きな遊びですから
先生たちは、毎日やらせてあげたいと
思ったのでしょうか?

少し曇り空の日だって、
温水を入れて温かくして
用意してあげているようです。


さて、こんなに楽しくって大好きな水遊びですが、
中には、水遊びをしたくないという子も当然います。

小さい子は、水遊びをしたことがない子だっています。
大きい子の中には、水が恐い子だっていると思います。

ですので、無理矢理やらせることはしません。

うちの園の場合、プールをテラスに設置しますので
室内の子も窓越しに様子を見ることが出来ます。

他の子たちが楽しそうに遊んでいる様子を
目にしているうちに自然と興味が持てて
自分からやろうとしてきます。

大人に無理矢理やらされて、
「ほーら楽しいだろ?」
「やってよかっただろ?」
では、本当の達成感は味わえません。

先生たちは、
子どもが心を動かせる環境を創って
そこでの経験による
心の動きを想像しながら見守ります。


・・・・・・・・

水遊びをやりたがらなかった子の
一人に早速、目に見えた心の動きが
あったようです。

2011年7月26日火曜日

『育ち合う保育』(パンダルーム)


今日の午前中に撮った様子です。
幼稚園は夏休みに入りましたので、
パンダルーム(預かり保育・学童保育)の
様子からお伝えします。

小学生と幼稚園生の関わりです。
すずらんテープを裂いて
ぽんぽんを作っているのでしょうか。
以前から、発達段階の違う子同士が
関わり合うと『育ち合う』ことができます。
と『育ち合う保育』の気づきを書いてきました。

発達段階の上の子に下の子が引き上げられる。
という下の子が育つという角度から
書くことが多かったですが・・・・

今回も、小学生が幼稚園生に
いろいろなことを「やって見せて・・・・」
の精神を自然と実践していて
下の子たちの育ちが促されている
ということを解説しようと思っていました。


今日、実は栃木県幼稚園連合会の研修に
先生たちと来ています。
その講演を聞いていて、
いままでの説明が不十分
だったことに気づきました。

年上の子たちが、年下の子たちの
面倒を見るという経験は、
忍耐や優しさなどの人間性を

年下の子たちに
育ててもらっている。
のだそうです。

だから

『育ち合う』ことが
できるのです。

発達段階の近い子同士では
経験できないことです。

発達段階の違う子たち
(結果的に異年齢集団)
の関わりが、それぞれの子たちの
発達を促すということが私自身も
今日、更に深く納得できた瞬間でした。

幸いにして、その環境が
園内にあるということと合わせて
今年からお部屋の環境も変わったことが
そのような保育を可能にしています。

また、このような視点で保育できることが
当然、先生たちにも求められます。

2011年7月20日水曜日

伝え合う、教え合う保育

今日は、第一保育期最終日です。
なんとなく子どもたちも、
そわそわした感じがあります。

そんななかで、年長さんが年中さんに
ピアノを教えている姿がありました。

以前にも紹介していますが、
年中さんのお部屋には子どもたちが
自由に弾いても良いピアノがります。
今日、出ていた楽譜は
「かたつむり」でした。

音符には鍵盤のシールと
共通した色が塗られています。

音階も文字で書いてあります。

それらのヒントを頼りに
一人で弾くこともできますが、

今日は、年長さんが年中さんに
教えている姿でしたね。



子どもの目的は、
ピアノが弾けるように
なることです。

しかし先生の目的は、
ピアノを弾けるように
させることではありません。

この心理に沿ってあげながら
子ども同士の関わりをもたせる
ことが先生の目的です。

子ども同士の関わりから
それぞれの子の様々な
人間性が育っていきます。

2011年7月19日火曜日

「自然に学び、自ら育つ」(パンダルーム)

今日の保育終了後に
パンダルーム(預かり保育)に
来た子たちは、
すぐに2つのグループに
分かれました。

ブロック遊びと
 お絵かきです。
両グループとも、3~5歳児の
異年齢集団です。

パンダルームの時間は、
異年齢保育ですので、
必然的な姿です。

コーナー設置は、
今年からですが、
以前よりも自然に
この様なグループが
出来上がるようになりました。

そこでの様子を見ていると、
両グループとも、
大きい子がやっていることを
小さい子がチラチラと見ている
姿がありました。

大きい子は自分のペースで
どんどん進んでいきます。

それを小さい子が見て、
追いかけるように
同じ様なことを進めていきます。

要は、大きい子をモデルとして、
小さい子が刺激を受けて
発達が促されていく過程の様子です。

以前にも書いていますが、
発達段階の違いがあるから
子ども同士の関わりによって
発達が促されます。

子どもたちは、子ども同士の関わりによって
主体的に色々なことを学んでいきます。

ですので先生は、子どもと直接関わって
指導をする必要はありませんので
その様子を穏やかに見守ることができます。


幼稚園教諭としての専門性は、
子どもたちの未来につながる
経験を保証することです。


ただ言って聞かせて、やらせるだけなら、
家庭でもできるし、誰でもできますよね。




・・・・補足・・・・


幼稚園も小学校以降も教育をしますが、


幼児期の教育と
小学校以降の教育とでは、


言葉は同じですが、
中身は全く別物なんです。


私が勝手に決めたのではないですよ。

2011年7月11日月曜日

新たな実践

プール遊びにも子どもたちのレベルに合わせて
選択肢が出てきたようですね。

(先生たちのブログ6/28を参照)

そのことで、今日は先生たちの
記録で書いている週日案を読んで
知ったことを紹介します。

先週、年中さんの“体育あそび”がありました。
(指導は、外部から来る専門講師です。)

当然この時期ですので、
内容は水遊び指導です。

今までは、クラスごとの指導で
内容も完全にお任せでした。

しかし、今回は講師の先生の理解により
普段と同じように
レベルごとのグループに分かれて
指導をしてもらったようです。

そのことにより、子どもたちが
安心して楽しめただけでなく、

泳ぐことにつながっていく
水遊びのアイディアもあり
担任たちにとっては、普段の水遊びでの
参考になる内容が沢山あったようです。

今回のことを通して、
“子どもと水の関わり”に
より一層スムーズな援助が
できるようになっていくでしょう。

講師の先生に相談してみた
担任たちのファインプレーですね。

このようなプラスの循環を生む
関わりが増えていくと
育ち合う園として
益々、育っていけるでしょう。

2011年7月8日金曜日

選択性のある保育

毎日、暑いですね~(×_×)

そこで、子どもたちの水分補給の
仕方を紹介します。

昨年までは、クラージャグから麦茶を
自分で注いで飲んでいました。

今年は、ペットボトルも用意されていました。
どちらかを選んで、自分で注いで飲みます。
4年前にドイツに勉強に行ったときは、
1歳8ヶ月の子が、自分で瓶のポットから
ガラスのコップに水を注いで飲んでいました。

できれば、幼稚園でもそのような経験を
させてあげたいなとずっと思っていました。

経験によって徐々に出来るようになっていく
ので、その過程を穏やかに見守ることが必要です。

しかし・・・・現状は、
できないだろうから、こぼされたら面倒だ。
とか
倒して割ってしまったら危ない。
などと

大人から経験を奪われてしまっているのが現状です。

幼稚園では、
『失敗しても良いんだよ。』
『間違えても良いんだよ。』
それらに気づいたら、
『やり直したら良いんだから。』
と温かく見守るようにしています。

自分で判断してやってみる。
間違えてしまったら、それを踏まえて
やり直してみる。

という経験が、
その子が自分でできる
という姿だけでなく、
心の中も育てることになります。

2011年7月7日木曜日

「仕込み」や「やらせ」ではなく子ども主体

夏祭りに向けて、年長さんが
『おみこし』について、話し合った様です。

夏祭りで毎年『おみこし』をやっているから
今年も必ずとは、限りません。

「仕込んだり」「やらせたり」は
幼児教育ではないからです。

まずは、やるかどうかを子どもたちと
話し合って決めます。

今年も、やることになったので、
次は、おみこしを手作りにするかどうか
を話し合って決めます。

今年も、手作りすることになって
次は、作る数を1つにするか2たつにするか
を話し合って決めます。

今年は、1つということになりました。

作りたい『おみこし』のイメージを
子どもたちから募り、
決まったものを
先生が分かりやすく
書き直しました。

そして、写真のように役割分担をしたようです。

幼稚園や保育園で
よくある共同製作は
個人制作を一つにまとめて
共同製作とするパターンが
多いように思います。

以前は、うちの園でも
協同していないのに
個人プレーなのに
それらを、一体のものにして
共同製作としてしまう
ところがありました。

現在は、自分の担当する部分を
作るにあたって、必ず他の子たちに
確認をするようになっています。

・・・例えば・・・

「こんなふうに作ろうと
思うんだけど、それで良い?」

などと聞いて

「うん、いいよ。」

と言われれば、それを作ります。

「ここは、○○色で塗ろうと
思うんだけど、それで、良い?」

などと聞いて

「うん、いいよ。」

と言われれば、○○色で塗ります。

というように、

全ての部分に、
関わっているメンバーの意志が
きちんと反映される様に
作っていきます。

ですので、
『おみこし』を協同で作る
ということを通して
子ども同士の関わりも
一段と深まっていくことが
期待できます。