2012年1月25日水曜日

保育参観のポイント

保育参観3日目。
年少さんの様子です。


活動が一斉に始まらないことが、
先に終わっている子が教える側に
まわりやすくしています。
制作活動の中では、
手伝ってあげる姿が
たくさん見られました。

押さえててあげる。
持っててあげる。
テープを切ってあげる。
などなど。。。 
関わりが無くても、
しっかりと自分で考えて
自分なりに行えていました。 
先生に言われたとおり、
指示どおりではなく、
限られたヒントをもとにして、
自分で課題に取り組んでいます。 

他のコーナーでは、
子ども同士が協同して遊ぶ姿が
見られたと思います。

目には見えにくいですが、
物だけではなくて、アイディアも
共有している姿が
結構ありましたよ。


好きなことを好きなようにやっていると、
同じ好みを持っている友だちと
自然と仲が良くなりだします。

仲が良くなって、関わりが増えると
ケンカがおこりだします。

ケンカをしながら、我慢することを
自然と覚えていきます。
(大人に我慢させられる経験ではなくて、
子ども同士の関わりの中で我慢することが
必要な場面を経験していくことが大事です。)

我慢が出来るようになると、
相手を思いやることにつながってきます。

意見を通したり、相手に譲ったり
いろいろな経験が複雑に絡み合って、
人と関わることが上手になっていきます。


まだまだ、発達経過の途中にいます。
大人に比べたら、ずっとずっと
初歩的な位置にいます。

現時点での姿(結果)で、
良し悪しの評価を下すのではなくて、
広く温かい気持ちで、
発達の経過を見守ってあげましょう。

2012年1月24日火曜日

保育参観のポイント

保育参観2日目。
年中さんの様子です。

朝のお集まりでは、
子どもたちが先生の指示で
行動していませんでしたね。
どことなく誰かが
「おはよう当番だよ~」
と言い始め、声を掛け合って
自然と円くなっていきました。 
その後のお当番活動でも、
子どもたちが教え合う姿が、
いくつかありましたね。


設定された活動に入ってからは、
先生の声が非常に少ないので、
子どもたちは、必然的に
良く考えながら行えていました。

使う道具は、個人個人ではなく
ある程度、共有していましたので、
取ってもらったり、取ってあげたりや
待ってもらったり、待ってあげたりの
関わりが見られました。


色んな関わりの中で感じた
必要性から子どもたちの中に
ある意識が芽生えてきます。

その意識がなければ自律はしていきません。

大人が関わりすぎると、
部分、部分での必要性を感じず
心が動き出しませんので、
常に他律に心地よさを感じ
大人に依存するようになってしまいます。


ですので、
子どもが主体的に活動する様子を見守ることは、
子ども自身が自分の力で育っていく過程を
しっかりと見守ることになります。


子どもをどれだけ信じられていますか?
本当の意味で、子どもの人格を尊重できますか?
大人の感情、自己満足によって
これらが邪魔されていないですか?

本当に、子どもの育ちを守るためには
大人一人一人が、もっともっと思慮深く
なるべきではないでしょうか・・・・・・?

2012年1月23日月曜日

保育参観のポイント

今日から保育参観期間がスタートです。

年長さんの様子を紹介します。

今日は、主に5つから、
子どもたちが活動を選択していました。


↓遊戯室のステージの上です。
年長さんは、活動スペースが限られているので
利用できるところはどこでもします。


それは、さておき
担任2人は、子どもとの関わりが
ほとんどありませんでした。
それぞれの活動にも、ほとんど関わりません。

小学校の先生たちが一番不思議に感じる部分です。

担任が意図する活動を
子どもたちだけで進めていました。

子どもたちで教え合ったりしながら
活動を進めていく姿が沢山ありました。

一見、子ども同士の関わりが少ない子もいましたが、
自分で周りを見て情報収集して
自分の力で課題に取り組んでいましたね。

こと細かく監視して、管理してやらせていたら
やらされて出来る子にしか育ちません。
やらされなくなったら、出来なくなります。

指示を多くして、強制的にやらせていたら
自分で考えてできる子には育ちません。
いつまでも、大人への依存が残ります。

考えることをさせずに、正しい答えだけを
正解ばかりを、先回りしてすり込んでしまうと
将来、柔軟な考え方が出来ず、
個人の価値観でしか物事を
考えられなくなってしまうでしょう。

このようなことは、サッカーで有名な
FCバルセロナの下部組織(ジュニアクラス)
の指導者も言っています。



後々、広い視野のもと、
自分の意志で正しい選択が
出来るようになるためには、

未熟でも不十分でも
間違ってしまっても、
今は
『自分なりにやってみる』
という経験が沢山必要なのです。


今日の年長さんの姿は、
友だち同士が助け合っている姿が
沢山ありました。

先生への依存も少なく
自分で色んなことを判断して
自信をもって活動していました。

子どもは自分で育つ力を持っています。
子どもを信じて、しっかりと見守ってあげましょう。

2012年1月20日金曜日

新たな実践

数日前から、年中さんと年長さんで
縄跳びをしている子が増えてきました。

それぞれのテラスに、
下の表出し始めたからの様です。
昨年までは、表に跳べた数を書いてあげていましたが、
自分や友だちがどれくらい跳べているのかが
子どもがパッと見て分かるように
数字と棒グラフで表してあげたようです。

数字が読めて解る子は数字で判断するでしょうし、
数字が読めなくても、グラフで判断できます。
(数字と量の理解にもつながりそうですね。)

ですので、

 それぞれの子が、他の子の記録から刺激を受けて
もっと、もっとと意欲が出てきます。

やらせなくても、子どもが興味を持って、
やりたくなるような環境を通した促し、
やり始めたら、もっと意欲が出てくるような
心理をつく工夫を良く考えたと思います。

夢中に跳んでいる子の姿から、興味が伝染して
次から次へとやりたくなる子が増えていきます。

幼児期には、体力系は伸びにくく
一時的に飛躍するだけです。
やらなくなれば、すぐに後退してしまいます。

しかし、

子ども自身が興味を持って取り組むと
すごく伸びていくということが、
この部分をとってみても
解るかと思います。


このあと、4歳児と5歳児は
縄跳び記録会が予定されていますが、
うちの園では一発勝負の縄跳び大会ではありません。

期間内で一番跳べた数が、その子の記録になります。

子供同士で数えあってチャレンジしても良いのですが、
大人に数えてもらった数が正式な記録になります。

期間中、子どもたちは色んな先生を捕まえて数えてもらいます。

過去の記録を更新した場合のみ、
水性ペンで手の甲に書いてもらいます。

担任があとで、それを見て
記録を把握していきます。

自己記録を更新するたびに
子どもは大喜びします。

縄跳びは、やればやるだけ
跳べるようになっていきますので、
記録更新が目まぐるしく起こり
子どもたちの意欲も非常にあおられます。

そして、子の時期は必然的に
縄跳びをする子が非常に多くなりますので、

年少さんもその様子を
自然と目にするようになり、
影響を受け、興味を持ち始めることになります。


また私事ですが、うちの娘も年少のときの、
この時期に影響を受け、興味を持ちました。

「やりたいと」自分から言ってきたので、
縄跳びを与えると家で毎日、
見よう見まねで練習していました。

跳べるようになるまでの過程は、
以前、いつだったかブログで紹介しています。

見つけて読んでみてください。


・・・・・・・・・・

縄跳び記録会までには
まだ日がありますが、こんな風に
少しずつ盛り上がってきています。

昨年までのことをうけて、
今年、よく発展させたなと
先生たちの取り組みに感心しました。

2012年1月12日木曜日

『育ち合う保育』

新年を迎えました。
今年は大きな災害のない
平和な一年でありますように・・・


さて、随分とブログをサボりました。
保育もスタートしましたので、
再開したいと思います。


ここのところ、年長さんが園庭で
ドッジボールをよくやっています。
 その様子を見ていると、
【ゲーム性もルールもイマイチ理解していない】
ようですが、とても楽しそうです。

うちの娘も毎日参加していて、
家では、「あ~ドッジボール、たのしぃ!」
と聞いてもいないのに言ってきます。

見ている私からすれば、
あれで、何を楽しんでいるのか?
と疑問だらけです。

今日は、顔にボールが当たって泣いていました。
その後、テラスで会うと
「さっき、顔にボール当たっちゃった。見てた?」
と聞いてきました。

私は、「うん、見てたよ。ぼけっとしてるからだよ。」
「ドッジボールは当てられたら、ダメなんだよ。」と言うと

「だって、ボールがどこにあるか分んなかったんだもん。」
と笑っていました。


うちの娘に限らず、まだドッジボールを
よく理解していない子がほとんどです。

しかしそれでも、『友だちと一緒』を楽しんでいたり
なんとなく、『その場の雰囲気』を楽しんでいたり、
ただボールから逃げてキャッキャと楽しんだり、
当てられて、キャハハハと楽しんだりしています。

ボールを当てるか!当てられるか!
当てたら?当てられたら?
の基本的なルールのみで
十分楽しんでいますので、
先生は、戦略的なことは、
ほとんどアドバイスしません。

『育ち合う保育』の実践として

そのうちドッジボールの興味が
学年全体に広がっていったら
チーム分けされると思います。

そして、仲間同士が協力して
ルールの確認や教え合いをしたり、
作戦を考え合ったりなどが出来るように、
担任たちが促しをしていくでしょう。

リレーの時と同様に、
【相手チームに勝ちたい!】という
子どもの心理に沿いながら(利用しながら)
教育の目的(人格の完成)を果たすために
子ども同士が主体的に関わり合うこと
を含めていきます。

人は一生、人間社会の中で
人と関わりながら生きていきます。

だから、人格の完成を目指すんです。

クドいようですが、
大人側からの一方的なすり込みでは
子どもは一時的な姿(人格)しか養われません。

子どもが主体的に関わり合うことで、
自ら何かに気づき、
自らが試行錯誤した結果から
沢山の実感を積み重ねていきます。

その一つ一つの実感が、
子どもたちが今後生きていく上で
必要な人格を完成へと導いてくれます。


p.s年長さんが、いなくなったスキに
年中さんが見よう見まねでやろうとしていました。
教えなくても、興味が連鎖していますね。