2011年8月31日水曜日

見守る育児

育児紹介最終日です。
今日は、娘が自転車に乗れるように
なるまでを、紹介します。

年中さんの終わりの春休みのことです。
一学年上の従兄弟が
補助輪無しの自転車にのって
遊びに来ていました。

自転車で遊びに来ることは
特別なことではなく、
今までも良く来ていました。

これまで、娘も自転車で遊ぶことが特に多い
というほどでもありませんでしたが

ある日その従兄弟が来ているときに
“じい”に補助輪を取ってもらったようです。

その後、いつの間にか朝の少しの時間に
毎日一人で練習をしていたようで、
私が見せられたのは、補助輪無しで
乗れるようになってからでした。

聞いたら、5日くらいで家の庭を
一週できるようになったそうです。

よくある、自転車の後ろを押さえて
というのは全くやりませんでした。
少し悲しいですが・・・

とこんな感じの“子育て”です。


5日間の紹介で分かったと思いますが、
あることが、出来るようになって欲しいという思いで、
子どもにそれをやらせるということは無いのです。

子どもが何かを“やりたい”と思って
“やろうとしている”ことが、出来るようにだけ
助けてあげただけなんです。

子どもはもともと
“自分で育つ力”
“自分で伸びる力”
を持っています。

ですので
子どもの心理に目を向けて、
子どもの特性を踏まえて、
興味に沿ってあげることが
重要になってきます。


私は園の保育をきれい事の様に
言うばかりではなくて、
子育てで実践していますので、
ある意味、結果が保証されていると言えます。


ただし、どの子も伸びるタイミングは
違いますので結果ばかりを求めず、
温かく見守ってあげましょう。

娘は発達が特別早いわけではないですし、
良いところばかりではないので、
私も他の子の姿を見ていて
“あんなとこ”や“こんなとこ”が
うちの娘にもあったらなぁと
うらやましく感じることはたくさんあります。

でも、無い物ねだりをしても仕方がないので
他の子と比べず、求めすぎずと
心にブレーキをかけながら
娘の育ちを見守っています。

2011年8月30日火曜日

見守る育児

育児紹介4日目になりました。

今日は、娘が縄跳びができるようになるまでを紹介します。

もう傾向が分かってきたとかと思いますが、
きっかけは、縄跳び記録会です。

年少さんの冬に、自分より上の学年の
年中さんと年長さんが縄跳びを
跳んでいる(練習している)姿を目にしていて、
興味を持ちました。

ある日、家で縄跳びをしたいと
言いだしたので、縄跳びを与えました。

見よう見まねで始めましたが、
そう簡単に、できるはずがありません。

しかし、自分で興味を持って、
毎日、自分で練習をしていましたので
娘は、私に「教えて。」とは、
一回も言いませんでした。

そんな姿を見守りながら、
しばらく、跳べない日が続きます。

決して見ていて、目に見えるほど
進歩はしていませんでしたが、
「昨日より上手になったね。」
と毎日励ましていました。

そのうち、まぐれで2回跳べてしまう日がありました。

もう、大騒ぎでしたね。

「すごいね~よく跳べたね。」
「一生懸命に練習してたからだね。」
「自分だけで、よく出来たね。」

と、できたことよりも、自分でやろうとして
自分の意志で努力してきた事を
ほめるような言葉がけを大げさにしました。

当然、娘は調子に乗って
また、頑張ります。

そして、見た目はどうあれ毎日はげましていると、
またある日、まぐれで3回跳べてしまった日がでてきました。

と繰り返していくうちに
次第に、たくさん跳べるようになっていきました。

年少さんのうちに、できるようになって
年中さんの時の、縄跳び記録会では、
ダントツの一番でした。


一番になったという結果は、
私の中ではどうでもいいのです。

このあと、常に一番でいられる保証は何もありませんし、
結果だけをとらえた評価は、子どもの育ちにとって
良くないことを知っているので、


それよりも、やはり

できるようになるまでの過程や経緯
(自分で興味を持って、
自分の意志でやろうとして、
自分の意志で努力を続けたこと)
を認めてあげたいのです。

この部分が確かな力として育ってくれることが、
社会に出てからの生きる力
となってくれると私は信じているからです。

また、今年の冬も娘の縄跳びの取り組みを
余計な口出しをせず、見守りたいと思います。

2011年8月29日月曜日

見守る育児

今日は、娘が泳げるようになるまでを紹介します。

一人目で女の子ということもあり、
大事に育てましたので
臆病な性格に育ちました。

顔に水がかかるのを嫌がる子は多いと思います。
うちの娘もそうでした。

しかし、その娘が年少の夏休みの終わりには
水に潜るどころか、泳げるようになってしまったのです。

とくべつ教えたこともありません。
潜ってごらんと勧めたこともありません。

これも、きっかけは夏休み中の預かり保育です。
自分よりも大きい子たちがプールで楽しそうに
遊んだり泳いだりしている姿を見て
自然と興味を持ったようです。

大きい子たちの真似をして、
うちのお風呂で顔をつけてみたりし始めました。
「見て見て!」と言うので、
その都度、「すごいね~。前は、つけられなかったのにね。」
とできるようになったことをほめてあげていました。

そのうちに水中眼鏡をして、
お風呂に潜って遊ぶようになりました。

当時、うちにはプールがありませんでしたが、
夏休みの終わりころに慌てて買いに行きました。
おかげで、安く買うことができましたが。。。
ほっといたら一日中泳いで遊んでいます。

泳げるといっても、完全自己流ですよ。
クロールで何メートル泳げるとか
平泳ぎで何メートル泳げるとか
のレベルではないですよ。
でも、私は泳ぎを教えようとは考えていません。
娘が教えて欲しいと言ってきたら教えますけど、
今のままで満足しているうちは、見守っています。

2011年8月28日日曜日

見守る育児

今日は、娘が文字を書けるようになっていくまでを紹介します。

娘は、2歳児で幼稚園に通い始めました。
共働きなので、預かり保育で夕方まで幼稚園にいます。

そのときに、学童保育で来ている小学生が
宿題をしている姿を目にしていて
ある日、家で「私も宿題するから、ノートと鉛筆ない?」
と言うので、ノートと鉛筆を与えました。

写真のように、文字になっていない文字を書いて
小学生と同じように宿題をしている気分になっていました。

「見て!宿題やったよ!」
と言ってくるので、
「よくできたね。」と認めてあげていました。

次第に、「【か】は、どうやって書くの?」
と聞くようになってきたので、
貼ってある、あいうえお表を見せて、「これだよ。」
と教えてあげました。

娘は、真似て書いてみます。
正確に模写できていなくても、
「良くかけたね」と認めてあげました。

一回で覚えられるわけではないので
覚えられるまでは【か】は、どれ?と
聞いてくるたびに「これだよ。」と
その都度、教えてあげました。


斜めになっていたり、
左右がひっくり返っていたり
することも多かったですが、
それでOKです。気にしません。
 

そして、【な】は?【み】は?と
自分が興味を持った文字から
聞いてくるので、その時だけ答えてあげて、
こちら側から教えることはしませんでした。

自分の名前や家族の名前、
お友達の名前と興味は広がり、
次第に、「お手紙を書きたい。」と
なっていきました。

はじめは、お友達の名前と絵を描いての
お手紙でしたが、絵が次第に文章に
なっていきました。

このようにして、年中さんのうちには、
なんとなく自分が必要とする文字の読み書きが
できるようになっていました。

親として、書き順は気にしてません。
本人が書き順に興味を持ったとき、
また、自分で覚えていきますので
見守っています。

2011年8月27日土曜日

見守る育児

夏休みも残り少なくなりました。

そこで

このブログの趣旨とは違うのですが、
5日間だけ、うちの子育てを紹介していきます。
当然うちの子育ては、園での保育と通じていますので、
園の保育を子育てで実践しているようなものです。


一番上の娘が言葉も話せないころから
お風呂で、「10温まったら出ようか」と
コミュニケーションの一つとして
数えるようにしました。


娘は、言葉も話せないですし、
何のことか分かりませんので
当然、黙ったままです。

私が一人で唱えていました。

終わりというのが分かるように、
10の時だけ大げさに言って
楽しさを演出してみたりしていました。

そのうち、10だけ真似をして
言うようになりました。
親としては嬉しいので、
たくさんほめました。

そうすると、少しずつ真似できるところから
虫食い状態で真似て唱えるようになってきました。
ときには、間違えて言ってしまうこともあります。
でも、そんなことは気にせず
毎日、お風呂で10まで唱えていました。


1歳7か月くらいの時、
言葉が結構出てくるようになっていました。
「ママ、ジューとって」 
「パパ、こっちおいで」
「ママ、早くおいで」
などと3語文が言えていました。

どこで?→おんもで
誰が?→○○が
と質問にも答えられるようになっていました。



そして、1歳8か月のころには一人で
10まで言えるようになっていたんです。

そのあとは、
「今日は10までにする?20までにする?」
と娘に聞いて娘が決めて数えるようにしました。
「今日は?30?40?」
と少しずつ数を増やして聞いていきました。

このようにして、
100まで言えるようになっていきました。
娘の気分で決まるので
「今日は、10まで。」と言うときも
多々ありましたが、それでOKです。

「うん、いいよ。」と
あたたかく受け入れてあげました。

と、こんな風にして、数字を唱えられるようになり
しだいに、【数を数える】ということが
できるようになっていきました。

とちゅうで、気分を変えて、数える代わりに

【あいうえお】を唱えたりしていたので、
数と同じように50音が
唱えられるようになっていきました。

そうなってくると選択肢も増えてきて
「今日は、あいうえお?40?50?」
と聞くようにしていったのです。

・・・・・・・・・・

 
今では、下の子がその様子を見ながら、
真似をするようになってきています。

2011年8月26日金曜日

選択性のある保育(ちびっこランド)

ちびっこランド(幼稚園附設認可外保育所)
の新たなスペース活用が広がり始めました。

写真は、お昼寝をする部屋です。
この日は、この部屋にブロックを出してあげていました。

すると早速、興味のある子たちが集まり出しました。

施設の造りが保育しやすいものでは決してないので、
先生たちには、スペース活用の工夫が求められます。

現在メインで使っている保育室が
十分な広さがないので、
遊ぶ玩具も限られてしまいます。

ですので、お昼寝にしか使わない部屋を、
それ以外はずっと空けておくのは
もったいないですね。

メインの保育室では、これ。
お昼寝の部屋では、これ。
テラスでは、これ。
と遊びの環境が決められていれば
子どもは自分の意志で、
遊びを選んで参加するようになります。

まだまだ、環境としては不十分ですが、
今後、設定された環境が落ち着いてくれば
0歳児でも、1歳児でも
子どもが自分で選ぶことができるように、
なっていくでしょう。

そして後にその経験が、
『考える力』
へとつながっていきます。

2011年8月19日金曜日

『見守る保育』(ちびっこランド)

今日も、ちびっこランド(幼稚園附設認可外保育所)です。

以前は、無意味にたくさんの玩具がありました。
最近は、少しずつですが、子どもたちの発達や
興味を考慮した物に整理したり、
入れ替えたりしてきました。

下の写真の赤とか黄色とかの箱は
子どもの興味に合わせて
先生が手作りした【乗り物】です。
当然、いつもはこれにまたがって遊んで
いることが多いのですが、
この時は、いくつかを重ねたりして
囲いとカウンターをつくって
「いらっしゃいませ、だよ!」
「いらっしゃいませ、だよ!」
と教えてくれました。

お店のレジ係を表現してみたのでしょう。

1歳児ですが、イメージを膨らませ
あるものを別の物に見立てて
遊べるようになったんですね。

この乗り物が大好きで、愛着があるから
その物で別の遊びに発展
してくことができたのです。 

のちには、近くにいる仲良しの子たちが
イメージを共有できるようになると
さらに、見立て遊びが発展していき
『ごっこ遊び』につながっていきます。

このような過程の経験や、関わりの中で
子どもたちは、色々なことを学んでいくんですよ。
家庭では経験できないことです。


先生たちが乗り物を作ったときは、
ここまで想像はできていなかったはずです。

しかし、先生側の希望や期待を
押しつけるのではなくて
子どもの興味や関心に沿ってあげ
見守ってきたことが
このように子どもの育ちに
深くつながってきたのですね。

2011年8月7日日曜日

伝え合う、教え合う保育

夏祭りが無事に終了しました。
相変わらず、園周辺のゴミの少なさに

保護者のマナーの良さを感じ、
心が和やかにさせられました。

さて、クライマックスの花火はどうでしたか?
幼稚園は高台にあるので、近隣のいろんな所から
見ることが出来たようですよ。

花火の時は白線を引いて、
それより下がって見てもらうようにしましたが、
興奮してしまって線から出て
近づいてきてしまう子がどうしてもいますね。

でも今年はその時に、

「そっちに行かないで!」
「花火が上げられないよ!」と言う
子どもの声が聞こえました。

気づいた子が、声をかけて
正そうとしていましたね。

普段の保育でおこなっている
子ども同士の
『伝え合い』や『教え合い』
の姿が見られて嬉しくなりました。


完璧な人はいません。
ついつい忘れてしまったり、
言い過ぎてしまったり、
やりすぎてしまったり、
失敗は常にあります。

その時、その時で
気づいた人が教えてあげられたら
それで良いと思いますし、
そんな支え合う関わりが自然にある方が
温かい社会でいられるように思います。