運動会を間近に控えていますが、練習を見ていると
取り組み方も少しずつ変化が見え始めました。
以前よりも、笛の合図が格段に減ってきた印象を受けます。
そもそも運動会は、軍事教練のなごりだと言われています。
体育大で学んだ学校集団行動もそうです。
指揮官が出す、決められた合図をうけて集団が安全かつ効率的に
行動する。揃っていれば、見た目ではキレイなので先生たちの
指導力は高評価につながります。
しかし、運動会は子どもを見せ物にする取り組みではありません。
「仕込みや」、「やらせ」によって表面上だけできているように
見せるのは、教師のエゴです。
あくまでも目指すところは他律ではなく、一人一人の自律です。
そして、発達には個人差があることを踏まえなければなりません。
発達の早い子もいれば遅い子もいます。早いから良くて、遅いから悪い
ということはありません。
例えば、運動会当日を基準にしてその日までに何かが
全員同じレベルをクリアしていなければならないということはないのです。
大人に指示されることが多かったり強制されることが多いと、自分で
考える力が弱くなります。指示待ちで受け身であったり、他律されることに
安心感を感じるようになります。
逆に、その圧力に対して反発するようになる子も出てきます。
その場しのぎの解決ではなく、長い人生のなかで他律ではなく
自律していくことを見通したとき、子たちが今必要とするのは
主体的に行動する経験なのです。
子どもたちが、その後の教育の基礎(意欲などの探求心)をつけるのも
その後の人生において必要な力(コミュニケーション能力や創造力など)を
つけるのも、子どもの主体的な活動による経験から培われていきます。
運動会の現状として、指示が多くなりがちですが出来るところから工夫を
して、子どもが主体的になれるようにしていることは先生たちのブログからも
見えると思います。
先生たちも園長からの圧力ではなく自律して、過去の常識にとらわれず
より良い実践を生み出してくれています。
経験も浅く、若いですが心強いです。










