最近のうちの園では、年長さんでは多く見られる集まり方です。
(話し合いの場を多く持たせているからです)

アメリカでも、小学校低学年では子どもたちは輪になって座っていろいろなことを話し合います。
世界的に注目の高いオランダのイエナプラン教育における教室での学習活動でも、車座になって
話し合う「サークル対話」という形式が、繰り返し使われます。
学校スタイルのように先生と子どもが向かい合っている状態だと、後ろの人の意見を前の人は
背中越しに聞くことになります。前の人の意見を後ろの人が聞くときも同様のことがあります。
そして、目もあわせず聞くことになります。
(向きをかえて発言させる工夫をしている先生もいますが・・・)
お互いが関わってる感が非常に薄いです。これでは、集団の一員としての自覚が
育ちにくい気がします。
輪になって座ると、お互いの顔がよく見えます。
話す人も聞く人もお互いに相手の表情、反応や身振りなども見ながら話せるので、お互いに
適切な反応がしやすく、相互の関わってる感が非常にあります。
誰が上でも下でもなく、良くも悪くもその場を作ることに関与していることで、
集団の一員としての自覚も促されそうですよね。
責任と権利が一人一人に等しくありますから。
これらを踏まえると、幼少期の関わり方として先生が一方的に伝える形よりも、子どもと一緒に
話し合いながらの方が社会で必要とされる力が伸ばされるような気がします。
大人側の都合ではなくて、子ども側の都合を考えて形式を考えなければいけませんね。
ちなみに日本の指導要領には、「個別指導」「グループ指導」「繰り返し指導」などと
指導の仕方が書かれていますが、オランダのサークル学習には、特定のテーマを決めずに
自由に話合う「オープン・サークル」、前もってグループリーダーや一定の子どもが話題を準備した
「準備サークル」、グループリーダーが何かをみなに伝えるためのサークル、何かを一緒に
見たりそれについて話し合ったりするサークル、観察サークル、報告サークル、自由作文の
朗読サークル、テーマ学習サークルなどがあり、これらは学習形態です。
先生主導か、子ども主体かの違いがよくわかります。

0 件のコメント:
コメントを投稿