2012年7月19日木曜日

伝え合う、教え合う保育

梅雨が明けた途端、一気に夏らしくなりました。

お天道様も、梅雨明け宣言に
すっかりその気にさせられていますね。


さて、先生たちの週日案≪づき・反省≫から紹介します。


【年少さんの先生】

今日は、お楽しみ会があった。
天気があまり良くなかったため、
予定していた流れとは、
少し異なってしまったが、
みんなで楽しい時間を過ごすことができたと思う。

特に、宝探しゲームでは、

「お友だちのものを見つけたら、
持ってこないで教えてあげようね!」

と声をかけていたので、
協力し合って見つけている姿が印象的だった。

中でも、少し高い所に宝がぶら下がっていたTくん。

ジャンプをしても届かないので

「イスを使おう!」

と気が付きイスを運んできて
宝をとることができた。

自分でどのようにすれば達成できるか
アイディアを出して考えることができたことに
驚かされたがその後、同じ様に高いところにあった

S君に「イス使うんだよ!」と教えてあげていた。

そんな姿から自分に自信がついた
Tくんの様子を見ることができた。


何か自分ができるようになったら、
それを他の子に還元していく。

園が具体的に示している保育の目標です。

「自分さえできればそれで良い」
「自分さえ良ければ、それで良い」

というような利的な考え方ではなく

的(協力的)な考えを

幼児期から植えつけたいですよね。


先生たちが良く理解して保育できているから
今回、見えた子どもの姿ですね。

2012年7月18日水曜日

支え合う関係(共生)

この時期、年少さんのお部屋には、
こんな環境(ボード表示)が用意されています。
朝、家庭からの連絡を先生が確認して
マークシールが付いた磁石で表示しておきます。

それを子どもたちが自分で見て、
行動し始めます。



~週日案の気づき・反省から~

ある日の年少の先生≫

今日もプールに入るため、
朝登園してきた子から水着に着替え始めた。

何度かプールもやっているので、ボードにはってある

「プール・て&あし・けんがく」
の磁石の見方も、自分で分かる子が増えてきた。

早い時間に登園しているMちゃんは、
見方も理解できているので、
後からお友だちが登園してくると

「Yちゃんもプール○だよ!」

「水着にきがえるんだよ!!」などと、

声をかけて教えてあげている姿が見られた。

また、着替える時なども、ひっくり返ってしまって
直すことができない洋服があったりすると、

「Tくんに手伝ってもらってるんだ~」

「ありがとう」などと

自分では解決できないことがあると、
先生に頼むのではなく、

仲の良いお友だちと協力して
解決しようとする姿もあった。

少しずつ自分たちで考えて
行動していってくれることが
増えていけばと思う。



今日もこんな姿が見られましたよ。
女の子の水着って、子どもにとって
着るのは一苦労です。

年少さんでも子ども同士が
助け合うことができていますね。

4月に始まってからずっと、
少し先の子どもの成長や発達を見通した
環境と促しがあったからこそ

この様な姿が見られているのです。


2012年7月17日火曜日

『認める保育』

先週、マスターメダルの授与式がありました。


※マスターメダルとは

授与式は、約2か月に1回あります。

園生活の中で、子どもたちの良いところを
先生や友だちが見つけ、認められるともらえます。

初めは、その子の得意なことなどを
○○マスターと称してメダルをあげていました。

褒められると嬉しくて更に良い姿を演じようとします。
そして、他の子たちも刺激を受け自分も褒められたいので
一生懸命、良い姿を演じるようになります。

しかし、

結果の姿ばかりを評価するのは良くないことや、
ご褒美でつって良い姿を演じさせるのは
後々、子どもたちのモチベーションを下げる。
ということを知ってからは、
ニンジン作戦にならないように工夫されてきました。


誰のどんなところを認めマスターメダルをあげるかは、
年中さん年長さんは子どもたちが考えて選んでいます。

年少さんの初めのころは先生が選びますが、
そのうち子どもたちから提案するようになっていきます。

ですので、

いつ、どんな内容で誰が認められるかは
子どもたちしだいです。

先生に認められるよりも、友だちに認められる方が
大きな自信になっていくことは、これまでの保育を通して
先生たちはよくわかっています。

そして、

大人が認めてあげるばかりだと、
大人の目を気にするばかりになってします。

ですので、この様な流れになってきたのでしょう。

大人からの評価よりも、
友だちのために、仲間のために
喜ばれることをするようになりますので、


子ども同士のコミュニケーションも深まり
人間関係は、さらに良くなっていきます。


最近、『絆』といいう言葉が多く出回っていますが・・・・

上っ面だけでなくて、真の『絆』で社会が結ばれると良いですね。

2012年7月9日月曜日

『育ち合う保育』

随分と書くのをさぼりました。
言い訳は無しで頑張ります!


さて、今年度から“和太鼓あそび”も
講師の先生の協力のもとで、
園の方針に沿った指導内容で
チャレンジし始まりました。

園の理念から考えると
和太鼓指導の目的は、
演奏技術の向上ではありません。

子どもたちが育ち合うための
方法の一つにしかすぎません。

和太鼓指導を通して
子ども同士が関わり合い、
発達を支え合っていく過程で
人間性が高められていくことが目的です。

体育指導を通して、
運動会の練習を通して、
その他の様々な行事を通して、
園で起こること全てを通しての、
経験から多角的な刺激をうけ
子どもたちは、人格形成の基礎を
自らの力で培っていきます。

難しい前置きが長くなりましたが、

先生たちの週日案【気づき・反省】を紹介します。


≪年長のせんせい≫

年長の子が年中の子に教えている姿があり、
Tちゃんの教える姿に感心しました。

構えをした時、以前は足を持って
むりやり広げ移動させていた教え方が、
「ここに足やって」と場所を指して
教えるように変化していました。

Yちゃんが和太鼓の先生に褒められて
みんなの前で披露することになりましたが、
注目されるのが苦手なので
大丈夫かな?と見ていると
緊張はしていましたが出来ていました。
良い機会になったのではないかと思います。

また、クイズ形式だったり、すごく楽しく過ごせていました。


≪年長のせんせい≫

年長さんは年中さんに見られているという意識からか
Hくんは「先生、腕はこうだよね・・・」と確認しつつ、
一緒にやっていたTくんには
「もっとねーこうやってねー足を開いて!」
とアドバイスしてみたりと頑張る姿があった。

また、Sちゃんが先生から褒められると
Hちゃんが「Sちゃんカッコイイ!」
Aちゃんが「Aも腕伸ばせてる?」と
Sちゃんに聞いていたりと
互いに年長さん年中さん同士で
良い刺激を受け合っていて、
充実した和太鼓あそびになっていると思った。


≪年少のせんせい≫

始まりや終わりの挨拶や、掛け声などが
前回より大きな声でできていて
少しずつ慣れてきてるんだなぁと感じた。

1.2回目の時は緊張感があったからか、
積極的にたたけなかった子も多かったが、
そういった子たちが3回目になって
楽しそうにたたいている姿が見られ
その変化が嬉しかった。

年中さんは慣れているからか、
たたき方がとても上手なので、
そういった姿を見て成長していけるように
声をかけながらやっていきたい。


和太鼓の先生は今年度から
新しい先生に交代になりましたが
なんと、保育士の経験があるのです。

その経験からか、

子どもに主体性を持たせた進め方であったり、

子ども同士の関わりを生む設定や促しであったり、

非常にいいアイディアを出してもらっています。

園と外部講師が共通理解のもと
子どもの育ちのために
1つになってる感があります。

こうなると

1+1=3にも4にも5にも

もしかすると、それ以上にもなることが期待できますね。