2010年10月19日火曜日

子どもの育ちのニーズに応える

ひまわり組の給食の様子を覗いていたときです。

担任が、子どもたちを急かすわけでもなく、優しい表情で
もう少ししたら「ごちそうさま」するよ~。

と声をかけていました。


幼児にとっては、時間の見通しをもって活動することは
非常に難しいことです。ですので、先生が活動を時間で
区切ってしまうことが多くなります。

「はい。おわりにしてくださ~い。」
「はい。次はこれやりますよ~。」
「はい。お部屋に入ってくださーい。」
「お帰りの時間ですよ~。」

メリハリが大事だとか、小学校へ行ったら時間で
行動するからということにかこつけて、実は先生が
子どもたちを管理しやすいからではないでしょうか?

子どもが、少しずつ気持ちの切り替えができるように
なるという発達を保証するためには、強制的に切り替え
られてしまうのではなくて、その子なりに気持ちを整理する
時間と経験を与えてあげることが必要です。

そのことによって、しだいに自分の力で気持ちの
切り替えができるようになっていくのです。

ましてや、幼児期は脳がデジタルではないので
小学校以降のように時間割が決められた生活は
向かないと聞いたことがあります。
だから、幼稚園は学校の位置づけにありながらも
小学校のようなスタイルではないと・・・

子どもが今おこなっている活動(遊び)を少しずつ終わりに
向けていくような時間と経験を与えるためには、活動の終わりに

「はい。おわりです。」

でなはくて、活動が終わりになる時間の少し前に

「もう少しで、おしまいだよ」
「少しずつ、終わりにしていってね。」

などと言ってあげるべきだと思います。

活動の終わりにかける言葉は、学校のチャイムと一緒です。
条件反射というか、なんというか機械的で
温かさが無いような感じがします。

子どもが気持ちを整理するのに十分な時間を保証する
ために事前に知らせる方が子どもを考えた温かい
関わりのように思います。

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