2011年1月7日金曜日

大切にしていること

きょうは

●選択制保育


保育者が用意した選択肢から、
子どもが自分で考えて判断して
活動します。(考える余地を残す)


子ども同士の関わりが
自然と発生しやすいように、
興味に合わせてコーナーを
作ります。(関わりの促し)


今日は○○をしまーす。
○○ちゃんは、△△をして下さい。
ここは、こうした方が良いよ!
などなど・・・

無意識に保育していると普通は、
このような言葉がけが多くなります。

しかし、良く考えてみると
これでは、子どもは先生に
言われたとおりにしか動きません。

この感覚に麻痺していくと結果的に

先生の言うとおりにできる子を
育てることになっていきます。

大人の言うことを良く聞くお利口さん。

そう、すなわち・・・

大人にとって都合の良い子どもを育てる。
ということになってしまいます。

そして、その結果は

指示や強制が多くなると
子どもは考える力を失いますから

考える力の弱い子ども
が育つことになります。

現時点で、大人と同じ思考である必要はありません。
後の「確かな力」につなげるためには
未熟だからこそ、試行錯誤する時間が必要なんです。

間違いや失敗に気づいたら、
その時点でやり直したらいいんです。

失敗と成功を踏まえ、試行錯誤する経験が
子どもの育ちには重要な意味があるんです。

その時その時で出した子どもの答えには、
それまでの経験から得た、それなりの理由
がキチントあっての事ですので
それを否定するということは、
その子のこれまでの育ちや経験、更には、
その子の存在をも否定することにつながります。

 大人が望むものと違った答えを
選んだとしても、温かくその事実を受け入れ、
その後の経験を見守るべきだと思います。

そしてそれは、子育てにおいて
大人に与えられた責任だと言えます。

人間社会で生きていく力を養うため
考える余地としての選択制です。


そして

教育の目的は人格の完成です。

以前のブログでも書いていますが、
人間社会で生きていく上で必要な、
人としての心を育てることです。

人と関わらないと育たない部分です。

関わることによって、未熟者同士だから
様々な問題が起こります。

その問題をお互いに乗り越えていく経験を
する中で、心が育っていきます。

大人だって完璧な人間はいません。
そう考えると、発達段階はちがえど
大人社会の関わりも
未熟者同士の関わりです。

これが大人も子どもも関わりの中で
生涯を通して人格を作っていく過程です。

いつもいつも、正解の道をたどるとは限りません。
やはり、関わりでも失敗と成功を踏まえ
試行錯誤する経験が、人としての育ちには
重要な意味があるんです。

人格の完成を目指した心の育ちが
関わる力として養われていきます。

人間社会で生きていく力を養うため
関わりを促す選択制です。

だから『選択制保育』
うちの園の保育の柱の一つに
なっているんです。

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