運動会の練習の様子をお伝えします。
年中さんがバルーンの練習をしていました。
出来ているかどうかを子どもたちが確認したり、
できたあとは、壊すことを楽しんだり
(子どもは壊す方が楽しいです。
壊したいが為に意欲的に
作っているかも知れません。)
と結果を急がず、子どもの心理に沿って
練習が進められていました。
ですので雰囲気は、セカセカしていなくて
とても楽しそうでした。
以前は、できるようにさせた後は、
【きれいに見せたり】
【ピシッときめたり】と
完成度を上げていっていました。
雰囲気もピリッとしてしまいます。
それらによって先生の指導力が
評価されていたからです。
しかし最近は、
『見に来た大人を楽しませるため
だけの見せ物の運動会にしない』
『子どもの育ちに意味のある
経験として保証しよう』
と取り組み方が変わってきました。
子どもの目的は、
「かっこよく出来ているとことを
お家の人に見てもらいたい、
喜んでもらいたい」でしょう。
しかし先生の目的は、違います!
子どものそういう気持ちに
沿いながら?利用しながら?
自分の意志で頑張るように
方向付けをして
みんなが出来るようになるまでの過程で、
子どもの心がどのように動いているのか
に着目します。
先生や大人に強制されてではなく、
自分で意志決定しているか。
友だちの姿に刺激を受けて
自分で心を動かしているか。
自分(自分たち)で何かに気付けたか。
お友だちと、どのように関わっているか。
何か壁にぶつかったとき、
どのように乗り越えようとするのか。
などなど、
そしてこれらを先生がどのように
間接的な指導で援助し、
質の高い経験をさせるかが
目的であり、先生の専門性です。
担任たちは、十分に分かった上で
目に見えにくい工夫をしながら
進めている様子がうかがえました。
完成度を上げたり、当日の勝ち負けや
成功や失敗の結果は関係ありません。
きちんとした経験がされていれば
当日の結果(姿)はどうでも、
必ず未来につながっていくからです。
『やらされて』やっていたら意味がありません。
先生が全て決めていては、『仕込み』にしかなりません。
大人側から見ると
物足りなくても、不十分でも
良い結果を急いだり求めすぎず
「急がば回れ」の精神で
温かく見守って欲しいものです。


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