うちの園では、何かを決めるときに子どもたちが
話し合って決めるようにしています。
聞いたことがある保護者の方も多いと思いますが、
話し合いをする上でのルールがあります。
それは、『話し合いで決まったことに全員が
納得していないといけない。』ことです。
誰か一人でも、納得出来ていなければ
決定とはならず、話し合いをし直します。
例えば多数決でも、多数派の意見に
自動的に決まってしまうのではなく、
少数派に多数派の意見に
決めてしまっても良いかどうかを聞きます。
そこで、少数派が納得したら決定となります。
納得できなかった場合は、そのことを多数派に伝えて
話し合いをし直します。時には、「少数派の方の
意見でも良いよ」となる場合もあったりします。
はじめは、自分の主張をし合っていることが多いですが
それでは話し合いが進まず、決めることも決まらずになります。
自分たちの生活や遊びなどを「楽しいもの」として保っていく為に
子どもたち自身が、不都合を感じて
それを解決するために我慢が必要と感じたり
譲り合うことが必要と感じたりして
少しずつ折り合いをつけられるようになっていきます。
大人に我慢をさせられるのではなくて、子ども同士の
関わりの中で我慢を必要と感じ、我慢しようとする。
このような、子ども自身が心を動かす経験を
つむことでついてくる力が
『確かな力』
となっていきます。
他律ではなく自律ですね。
そして、自分自身で自分を取り巻く小さな社会を
作っていくことにつながってきます。
それが今、求められている
『生きる力』
です。

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